- 1. ホルモンおよび浸透圧による上皮イオン輸送制御機構
- 2. 癌細胞増殖制御機構
- 3. 神経突起伸長機構
- 4. クロライドイオンの生理活性
- 5. 間質液酸性化による糖尿病・アルツハイマー型認知症発症メカニズムと発症予防法
- 6. 健診データ活用による新規の疾病発症予防法開発と新規健診項目の開発(間質液酸性度検知法の開発)
- 7. 心電図計測なしの不整脈発症検知デバイスの開発と実装化
癌細胞増殖機構/神経突起伸長機構と細胞骨格形成機構におけるクロライドイオンの生理活性解明を研究テーマの中心とし、如何に細胞内クロライドイオン濃度が制御され、クロライドイオンが如何にして癌細胞増殖を調節し、また細胞骨格形成を調節しているかの分子メカニズムの解明を行っている。
副腎皮質ホルモンである電解質コルチコイド(アルドステロン)の Non Genomic Action の新たなる制御分子解明に係わる研究および細胞外浸透圧感受機構解明に係わる研究も推進している。
この制御機構にもクロライドイオンが関与していることも解明した。
糖尿病・アルツハイマー型認知症発症における間質液酸性度の有する病態生理学的意義も明らかにした。
間質液酸性度が高まれば高まるほど、インスリン抵抗性発症確率が高まり、アルツハイマー型認知症発症確率を高める神経障害を引き起こすアミロイドベータの生成も高まることも明らかにした。
我々が開発した間質液酸性度検知法を用いて、特許取得済みのイオン輸送体機能促進を介した高効率間質液アルカリ化食品摂取による新規の糖尿病・アルツハイマー型認知症発症予防法の提供を行う。
特許取得済みの心電図計測不要不整脈発症検知デバイスによる重篤心疾患発症予防法の提供を行う。
各種疾患発症予防法の提供に関して興味をお持ちの方は、丸中良典までご連絡ください。
連絡先:marunaka@koto.kpu-m.ac.jp あるいは marunaka@hokenkai.jp