医学における生命現象・疾病発症の総合的・統合的メカニズム解明を目指し研究を進めています。

2008年

原著

1) Tokuda S, Niisato N, Nakajima K, Marunaka Y.
Regulation of the paracellular Na+ and Cl conductances by the NaCl-generated osmotic gradient in a manner dependent on the direction of osmotic gradients.
Biochem Biophys Res Commun 366:464-470, 2008

2) Miyazaki H, Shiozaki A, Niisato N, Ohsawa R, Itoi H, Ueda Y, Otsuji E,
Yamagishi H, Iwasaki Y, Nakano T, Nakahari T, Marunaka Y.
Chloride ions control the G1/S cell-cycle checkpoint by regulating the expression pf p21 through a p53-independent pathway in human gastric cancer cells.
Biochem Biophys Res Commun 366:506-512, 2008

3) Taruno A, Niisato N, Marunaka Y.
Intracellular calcium plays a role as the second messenger of hypotonic stress in gene regulation of SGK1 and ENaC in renal epithelial A6 cells.
Am J Physiol Renal Physiol 294:F177-186, 2008

4) Hosogi S, Iwasaki Y, Yamada T, Komatani-Tamiya N, Hiramatsu A, Kohno Y, Ueda M, Arimoto T, Marunaka Y.
Effect of inducible nitric oxide synthase on apoptosis in Candida-induced acute lung injury.
Biomed Res 29:257-266, 2008

著書

1) Niisato N, Marunaka Y.
Osmotransduction through volume-sensitive Cl channels.
Mechanosensitive ion channels. Netherlands: Springer. 179-202, 2008

国際学会
一般講演

1) Niisato N, Marunaka Y.
Involvement of PTK in regulation of NKCC by quercetin in human airway epithelial Calu-3 cells.
ATS 2008 Toronto International Conference, May 16-21, 2008;Toronto, Canada

2) Miyazaki H, Ohsawa R, Shiozaki A, Niisato N, Marunaka Y.
Intracellular chloride is a key regulator of the G1/S transition in MKN28 human gastric cancer cells.
The Beatson Conference 2008, Cell Growth, Metabolism and Cencer, June 15-18,
2008;Glasgow, Scotland.

国内学会
シンポジウム、ワークショップ、パネルディスカッションなど

1) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
腎上皮細胞の抗利尿ホルモン促進性Na+輸送におけるClの影響.
膜シンポジウム 2008. 2008年11月14日〜15日:豊中.

2) 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
神経突起伸長に対するクロライドイオン輸送体の役割.
膜シンポジウム 2008. 2008年11月14日〜15日:豊中.

3) 宮崎裕明, 大澤るみ, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内Clは細胞周期制御シグナルとして作用する.
膜シンポジウム 2008. 2008年11月14日〜15日:豊中.

4) 大澤るみ, 宮崎裕明, 大辻英吾, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内ClはMAPKカスケードを介して細胞増殖を制御する.
膜シンポジウム 2008. 2008年11月14日〜15日:豊中.

5) 平岡健児, 宮崎裕明, 新里直美, 丸中良典.
前立腺由来細胞株PC3において細胞内Clは増殖調節因子として作用する.
膜シンポジウム 2008. 2008年11月14日〜15日:豊中.

一般講演

1) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
腎上皮細胞のAVT促進性ナトリウム輸送におけるクロライドイオンの影響.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

2) 新里直美, 樽野陽幸, 丸中良典.
アルドステロンによる低浸透圧刺激時のENaC細胞内輸送機構の修飾.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

3) 樽野陽幸, 新里直美, 丸中良典.
血漿浸透圧による腎遠位尿細管ナトリウム再吸収の制御:慢性期のメカニズム.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

4) 新里直美, 樽野陽幸, 丸中良典.
低浸透圧刺激は腎尿細管上皮細胞でP38 MAPK依存的にENaC発現制御を亢進する.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

5) 樽野陽幸, 新里直美, 丸中良典.
血漿浸透圧による腎遠位尿細管ナトリウム再吸収の制御:急性期のメカニズム.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

6) 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
Na+/K+/2Cl共輸送体タンパク質の分解機序.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

7) 平岡健児, 宮崎裕明, 三木恒治, 新里直美, 丸中良典.
前立腺癌由来LNCaP細胞の増殖はアンドロゲンにより二相性に調節される.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

8) 宮崎裕明, 大澤るみ, 塩崎敦, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内Cl濃度はG1/S細胞周期チェックポイントを制御する.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

9) 大澤るみ, 宮崎裕明, 塩崎敦, 大辻英吾, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株における細胞内Cl濃度低下によって引き起こされるG1/S細胞周期遅延はMAPKを介して調節される.
第85回日本生理学会大会. 2008年3月25日〜27日:東京.

10) 新里直美, 岩崎吉伸, 丸中良典.
ヒト気道上皮細胞でのケルセチンによるNKCC活性化とクロライド分泌制御.
第3回京滋呼吸器リサーチフォーラム. 2008年4月26日:京都.

11) 新里直美, 樽野陽幸, 丸中良典.
アルドステロンによるp38MAPK依存的なナトリウム再吸収制御.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

12) 丸中良典, 新里直美, 樽野陽幸, 西尾恭介.
Aldosterone modifies osmoregulated ENaC trafficking.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

13) 新里直美, 宮崎裕明, 西尾恭介, 丸中良典.
Abnormal regulation of ENaC and SGK1 by aldosterone in Dahl salt-sensitive hypertension rat.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

14) 新里直美, 宮崎裕明, 西尾恭介, 丸中良典.
Dietary sodium induces abnormal expression of ENaC and SGK1 mRNA in Dahl salt-sensitively hypertensive rats.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

15) 樽野陽幸, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
Nongenomic osmoregulation of ENaC-mediated sodium reabsorption.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

16) 樽野陽幸, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
Osmoregulation of ENaC-mediated renal sodium reabsorption via genomic mechanisms.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

17) 宮崎裕明, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
調節性容積減少(RVD)によって引き起こされる細胞内Cl濃度低下は細胞内シグナルとして機能する.
第51回日本腎臓学会学術総会. 2008年5月30日〜6月1日:福岡.

18) 宮崎裕明, 大澤るみ, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株における細胞内Cl濃度低下によって引き起こされるG1/S細胞周期遅延 はMAPKを介して調節される.
第3回トランスポーター研究会年会. 2008年6月7日〜8日:京都.

19) 宮崎裕明, 大澤るみ, 塩崎敦, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内Cl-はMAPKを介してG1/S細胞周期チェックポイントを制御する.
生理研研究会「上皮膜輸送制御の分子機構:体内環境恒常性維持機構解明を目指して」. 2008年7月16日〜17日:岡崎

20) 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
神経突起伸長に対するフラボノイドの影響.
第101回近畿生理談話会. 2008年9月13日:吹田

21) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
腎上皮細胞のバソトシン促進性Na+輸送におけるClの影響.
第101回近畿生理談話会. 2008年9月13日:吹田

22) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
AVT刺激した腎上皮細胞の上皮型ナトリウムチャネルにおけるクロライドイオンの影響.
第46回日本生物物理学会年会. 2008年12月3日〜5日:福岡

23) 宮崎裕明, 新里直美, 丸中良典.
調節性容積減少(RVD)によって引き起こされる細胞内Cl濃度低下は細胞内シグナルとして機能する.
第46回日本生物物理学会年会. 2008年12月3日〜5日:福岡

学術集会でのプロシーディングス

1) 宮崎裕明, 牧昌弘, 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
骨芽細胞におけるクロライド依存的な細胞周期調節.
日本生理学雑誌 70(3):105, 2008

2) 徳田深作, 新里直美, 丸中良典.
浸透圧・静水圧による細胞間隙コンダクタンスの調節.
日本生理学雑誌 70(3):105, 2008

3) Yamada T, Niisato N, Marunaka Y.
Effect of chloride ion on AVT-stimulated sodium current in renal epithelial cells.
J Physiol Sci 58(suppl):S70, 2008

4) Niisato N, Taruno A, Marunaka Y.
Modification of osmoregulated ENaC trafficking by aldosterone in renal epithelium.
J Physiol Sci 58(suppl):S115, 2008

5) Taruno A, Niisato N, Marunaka Y.
Osmoregulation of renal Na+ reabsorption: genomic mechanism.
J Physiol Sci 58(suppl):S115, 2008

6) Niisato N, Taruno A, Marunaka Y.
p38 MAPK is involved in hypotonicity-induced beta- and gamma-ENaC expression in renal epithelial A6 cells.
J Physiol Sci 58(suppl):S204, 2008

7) Taruno A, Niisato N, Marunaka Y.
Osmoregulation of renal Na+ reabsorption: nongenomic mechanism.
J Physiol Sci 58(suppl):S204, 2008

8) Nakajima K, Niisato N, Marunaka Y.
Molecular mechanism of degradation and turnover of NKCC1.
J Physiol Sci 58(suppl):S205, 2008

9) Hiraoka K, Miyazaki H, Miki T, Niisato N, Marunaka Y.
Cell preliferation of prostatic cancer cell, LNCaP, is biphasically regulated by androgens.
J Physiol Sci 58(suppl):S207, 2008

10) Miyazaki H, Ohsawa R, Shiozaki A, Niisato N, Marunaka Y.
Intracellular chloride regulates the G1/S cell cycle checkpoint in MKN28 human gastric cancer cells.
J Physiol Sci 58(suppl):S207, 2008

11) Ohsawa R, Miyazaki H, Shiozaki A, Otsuji E, Niisato N, Marunaka Y.
Reduction of intracellular Cl concentration induces the G1/S cell cycle arrest through the activation of stress-activated protein kinases in MKN28 human gastric cancer cells.
J Physiol Sci 58(suppl):S207, 2008

12) 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
アルドステロンによるp38 MAPK依存的なナトリウム再吸収制御.
日本腎臓学会誌 50(3):365, 2008

13) 丸中良典, 新里直美, 樽野陽幸, 西尾恭介.
Aldosterone modifies osmoregulated ENaC trafficking.
日本腎臓学会誌 50(3):366, 2008

14) 新里直美, 宮崎裕明, 西尾恭介, 丸中良典.
Abnormal regulation of ENaC and SGK1 by aldosterone in Dahl salt-sensitive hypertension rat.
日本腎臓学会誌 50(3):366, 2008

15) 新里直美, 宮崎裕明, 西尾恭介, 丸中良典.
Dietary sodium induces abnormal expression of ENaC and SGK1 mRNA in Dahl salt-sensitively hypertensive rats.
日本腎臓学会誌 50(3):366, 2008

16樽野陽幸, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
Nongenomic osmoregulation of ENaC-mediated sodium reabsorption.
日本腎臓学会誌 50(3):367, 2008

17) 樽野陽幸, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
Osmoregulation of ENaC-mediated renal sodium reabsorption via genomic mechanisms.
日本腎臓学会誌 50(3):367, 2008

18) 宮崎裕明, 新里直美, 西尾恭介, 丸中良典.
調節性容積減少(RVD)によって引き起こされる細胞内Cl濃度低下は細胞内シグナルとして機能する.
日本腎臓学会誌 50(3):391, 2008

19) 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
神経突起伸長に対するフラボノイドの影響.
日本生理学雑誌 70(12):299, 2008

20) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
腎上皮細胞のバソトシン促進性Na+輸送におけるClの影響.
日本生理学雑誌 70(12):299, 2008

21) 山田敏樹, 新里直美, 丸中良典.
腎上皮細胞の抗利尿ホルモン促進性Na+輸送におけるClの影響.
20:85-88, 2008

22) 中島謙一, 新里直美, 丸中良典.
神経突起伸長に対するクロライドイオン輸送体の役割.
20:89-92, 2008

23) 宮崎裕明, 大澤るみ, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内Clは細胞周期制御シグナルとして作用する.
20:105-108, 2008

24) 大澤るみ, 宮崎裕明, 大辻英吾, 新里直美, 丸中良典.
ヒト胃癌細胞株において細胞内ClはMAPKカスケードを介して細胞増殖を制御する.
20:109-112, 2008

25) 平岡健児, 宮崎裕明, 新里直美, 丸中良典.
前立腺由来細胞株PC3において細胞内Clは増殖調節因子として作用する.
20:117-120, 2008

26) Yamada T, Niisato N, Marunaka Y.
Effect of chloride ion on epithelial sodium channels (ENaC) in AVT-stimulated renal epithelial cells.
生物物理 48(suppl 1):S158, 2008

27) Miyazaki H, Niisato N, Marunaka Y.
Physiological importance of regulatory volume decrease: reduction in intracellular Cl concentration acting as an intracellular signaling.
生物物理 48(suppl 1):S158, 2008

科研費

1) 丸中良典(研究代表者):基盤研究(B)(一般)(新規、H20~H23) 「プロテアーゼによるENaC細胞内局在制御メカニズムの解明」

2) 新里直美(研究代表者):基盤研究(C)(一般)(継続、H19~H20)「クロライドイオンによるAKT/JNKの活性制御を介した細胞生存・死の決定機構」

3) 中島謙一(研究代表者):若手B (新規、H20~H21)「クロライドイオンによる微小管の動態制御機構」

4) 樽野陽幸(研究代表者):特別研究員奨励費(新規、H20~H22)「2型糖尿病における高血圧発症機構- 高血糖による腎でのSGK1発現とNa再吸収-」

5) 楠崎克之(分担研究者):特定領域研究 (継続、H17~H21) 分担「骨軟部肉腫に対する個別化診断治療法の開発」

6) 楠崎克之(研究代表者):基盤研究(B)  (継続、H19~H21)「アクリジン色素とストロボ光を用いた骨・軟部腫瘍の同時・瞬間的診断治療戦略の開発」

7) 楠崎克之(研究代表者):萌芽研究 (継続、H19~H20)「悪性骨軟部腫瘍の光線力学療法における新たな腫瘍親和性光感受性物質の開発」

8) 楠崎克之(分担研究者):基盤研究(A)(継続、H17~H20)「治療過程管理を導入した小児横紋筋肉腫に対する臨床試験と遺伝子解析研究」

9) 楠崎克之(分担研究者):基盤研究(B)(継続、H18~H20)「がんの骨転移に対する包括的分子生物学的治療」

10) 宮崎裕明(研究代表者):若手研究(B)(継続、H19~H20)「CLIC4 チャネルによる核内クロライド濃度変化を介した細胞増殖メカニズムの解明」

11) 丸中良典(分担研究者):基盤研究(C)(一般)(新規、H20〜H22)「エンドトキシン起因性肺損傷におけるTLR遺伝子発現」

民間研究財団

1) 丸中良典(研究代表者):ソルトサイエンス研究財団 平成20年度研究助成 「プロテアーゼによるENaC寿命決定メカニズムの解明」

2) 丸中良典(研究代表者):不二たん白研究振興財団 平成20年度研究助成 「フラボノイドによる神経再生の試み」

お気軽にご連絡ください。 TEL 075-802-0131 内線 2322 受付時間 9:00 - 16:30 [ 土・日・祝日除く ]

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